2014年12月28日日曜日

Holiday

今年も残すところあと3日。
本日は残念ながら海に入れなかったので、夕景を撮影に鵠沼海岸に行った。
数少ないウネリに幾人かのサーファーが群がり、熱いセッションを繰り返していた。
鵠沼から眺める夕景に富士山の稜線が写し出される風景がとても好きだ。
それにしても、Quattroセンサーと19mm F2.8レンズの描写に驚かされた。


SIGMA dp1 Quattro 19mm F2.8

2014年9月28日日曜日

Guy

休日の銀座は久しぶり。ショーウィンドウはすっかり秋冬モードに彩られている。ショップの改装だろうか、透明の養生シートが貼られたウィンドウのテクスチャが、ワイルドな男を優しく包み込んでいた。


LEICA M Typ240 Summicron f2.0/50mm

2014年9月27日土曜日

Feather

朝5時、少し早起きして散歩をした時に寒さを感じた。いつの間にやら秋が深まってきているのだろう。今朝の海はとても綺麗で、浜には鳥の落し物がひっそりと風をはらんでいた。


LEICA M Typ240 Super Wide Heliar  f4.5/15mm

2014年9月13日土曜日

Pile

一週間ぶりの休日の朝。海を吹き抜ける風は爽やかで、アロハにショーパンでは少し寒い。鏡面のような海面、穏やかな景色。空にはグラデーション豊かな雲が群生していた。


LEICA M Typ240 Summicron f2.0/50mm

2014年9月6日土曜日

Boy


秋風が吹き、朝晩はすっかりと夏を忘れ去った感じだったが、今朝は夏の再来を思わせる程暑く、浜には元気な子供が海に向かって黙念と砂を投げ入れていた。
ゆるやかな波音に癒やされる。
海は良い。


LEICA M Typ240 Sonnetar f1.1/50mm

2014年8月9日土曜日

Walk

台風11号HALONGが日本列島に迫る休日の朝、海岸にはサーファーの姿はなく、のんびりと犬と散歩する人がいた。贅沢な時間を過ごしているのだろう。
波はますます荒れてきた。


2014年8月4日月曜日

Surf

人生何回目か忘れるほど引越をしてきた。18歳になるまでは引越がしたくて堪らなかったが、地方大学進学を機に20回程度は引越をしてきたのだろう。
今回は終の棲家よろしく、気候が温暖な湘南に住むことにした。サーファーのための場所なので、遅ればせながらサーフィンデビューと行きたいところだ。
海まで徒歩4分、今日は自転車でサザンビーチちがさきまで足を伸ばし、結構高い波に苦戦するサーファーが平日にもかかわらず多数波乗りをしていた。



2014年6月15日日曜日

Dishes

最近、カメラを持ち出すのだが撮影に至らない事が多かったが、梅雨の合間の陽気に誘われシャッターを切った。
今日のレンズはロシアンズミクロン、JUPITER8だ。このレンズは軽量、操作感はとてもチープ、でも写りは良しというキャラクターで、とても気に入っている。
両親の墓参りを終え、食事をするために立ち寄った下町に気になるショーウィンドウがあったので、心を込めてシャッターボタンを押した。何だか温かい気持ちになった。




LEICA M Typ240 JUPITER8 f2.0/50mm

2014年4月29日火曜日

Jug

近所には骨董店やアンティークショップが結構な数ある。
侘びしき佇まいに心惹かれることもあり、お気に入りの被写体である。


LEICA M Typ240 SUMMICRON f2.0/50mm

2014年4月27日日曜日

Shoe stretcher

人生何が起こるかわからない。
物凄く遠回りして辿り着くこともある。
本日はまさにそんな日であった。
これから共に過ごす、長く寄り添うそんな予感がする。


 LEICA M Typ240 SUMMILUX f1.4/35mm

2014年4月20日日曜日

Girl

道を歩いていて、ふと視線を感じた。
ウィンドウに眼を向けると、陶器の少女が私を見つめていたように思えた。
ちょうど暖かな気候が急激に変わり、一気に寒くなった時だった。


LEICA M9 SUMMILUX f1.4/35mm

2014年4月6日日曜日

Cherry blossom petals

年をとったのか、近頃は満開の桜より散り際の桜に心ときめく。
車のウィンドウに落ちた3片の花びら、永遠の美しさを醸し出していた。



LEICA M8.2  Summicron f2.0/50mm

2014年4月5日土曜日

Cherry Blossoms

穏やかな週末、目黒川沿いは花見の人々でスゴイ混雑。
比較的空いている五反田方面へ花を愛でながらお散歩。
日差しが心地よく、桜も同じか既に新緑の葉を出している。
雲ひとつ無い青空に桜色と新緑が映える。
Leica M8.2独特の発色をSummicronで切り取った。


LEICA M8.2  Summicron f2.0/50mm

2014年3月29日土曜日

Face

春の陽気の誘われて多くの人が街に繰り出したような雑踏。交差点を渡るとガラス越しの光景を見つけられた。何だか得した一日だった。


LEICA M8.2  Color-Heliar f2.5/75mm


2014年3月23日日曜日

Electric Bulb

光が紡ぎ出す光景こそ最高の被写体だと思い撮影している。そのため、同じ被写体でも季節、時間により光の強さ、角度、温度が変化するので、作品化までには何度か撮影することになる。新しく作り変えられていく東京を写しこんでいければと思っている。



LEICA M8.2  Summicron f2.0/50mm

2014年3月22日土曜日

Grave

外国人墓地の特別公開に行き遭った。静寂な空気、穏やかな時間、死者に想いを寄せ心静かに撮影した。彼らは何を語るのだろうか。



Fujifilm X-T1 XF35mmF1.4R

2014年3月9日日曜日

Doll

ウィンドーの映り込みはマニュアルで撮影する。
X-T1は全面ボタンひとつでマニュアルモードに切り替えることができ、デジタルスプリットイメージで思い通りのピント合わせが快適だ。



Fujifilm X-T1 XF35mmF1.4R

2014年3月8日土曜日

Face

日本橋の落ち着いた雰囲気に心癒された休日。
古いモノと新しいモノが交じり合う感じがとても好きで、急ぎ足で過ごす平日と違う街並みに惹かれる。
ウィンドーの奥に飾られたポスターの女性が妖しく見つめていた。


Fujifilm X-T1 XF35mmF1.4R

2014年2月22日土曜日

Bird

レンジファインダーは望遠に弱いとは良く言ったものだ。正直、あれ程クリアなライカのファインダーでも見えない。
そこでEVFながら大型ファインダー搭載のAPS-C機を新規導入した。
フジのXシリーズは歴代使用してきたが、帯に短し襷に長しの感があり、結局全て手放してしまった経緯がある。
今回、銘レンズXF35mmも買い戻し、久しぶりのオートフォーカスは不思議な感覚。
X-T1にColor-Heliarは良くマッチする。奥の鳥の目にピントを合わせるには、デジタルスプリットがとても役立った。



  Fujifilm X-T1  Color-Heliar f2.5/75mm


2014年2月21日金曜日

Imagination

往復12時間をかけた出張の帰り道、いつものウィンドウに引き寄せられた。色とりどりのオブジェが何とも賑やかで、疲れた心身をやさしく癒してくれた。




LEICA X2

2014年2月11日火曜日

ふたつのズミクロン

 2013年の夏、幸いなことに例年より余分に休暇が取れたので、ロイヤルベイビー誕生に沸くロンドンを訪ねることにした。
 今回の旅にはLEICA M9とM8を持って行こう。M9にはズミクロン35mmでロンドンの艶を撮り、M8にはズミルック35mmを合わせ1/8000のシャッタースピードを活用したい、等々旅行に行く数週間前から、あーでもないこーでもないと仕事そっちのけで思案に耽る贅沢な時間を過ごした。
 かの地は夏でも朝夜は革ジャンを着るくらい涼しいと先入観を持っていたが、今年の夏は記録的な猛暑との予報に、フットワークを妨げない軽い機材を選ぶことにした。スコッチを傾けながらアレコレと悩む至福の時間を過ごし、最終的にLEICA2台持ちを避け、M9にズミクロン、APS-Cサイズに進化したRicoh GRの2台を持って行くことにした。
 第3世代のズミクロンは前のオーナーが洒落て伝説の8枚玉と同じ赤文字にリペイントしたもの。このレンズの映りが大好きで、ズミルックスを差し置きM9に付けっ放しにしているくらいだ。
 羽田を離陸し十数時間、荷物をホテルのクローゼットに収め、早速「街」に繰り出すことにした。整った街並み、華やかな色づかいの家々、歩道に吊るされたキレイな花々、居心地の良さそうなパブ、モダンでどこか寂しげなサイネージ、僅かな時間でこの街の魅力に取りつかれた。
 「街」が好きだ。そこには様々な欲望が渦巻き、とても人間臭い空間、そして、ショーウインドウに射し込む様々な光が繰り出す無機質なマネキンやサイネージュに心が強く揺さぶられた。
 M9を肩にぶら下げ、ポケットにGRを放り込み、あての無い小旅行に出掛ける時間。アンダーグラウンドに乗り込み、耳障りの良い駅で降り、パブでエールをあおり、二階建てバスで移動しながら被写体を探す充実した時間が静かに流れる。そんな時、ポケットからおもむろにGRを出し、慣れた操作でテンポ良く撮影する。レスポンスの早いGRに不満を覚えることは無かった。
 ホテルに戻り画像をMac Book Airに転送して驚いた。個人的な見解と予め断っておくが、搭載されているGRレンズ18.3mmの描写はズミクロンに良く似ている。繊細な線とゆるやかで破綻のないコントラストを紡ぎだすポケットに入るズミクロン、そう呼ぶに相応しいコンパクトカメラだ。そのため、M9とGRを併用しても、プリントアウトした作品に違和感は感じず、ふたつのズミクロンは夏のロンドンをしっとりとした繊細で艶のある描写で描いてくれた。

   LEICA M9  Summicron f2.0/35mm

                      RICOH GR

snowman

45年ぶりの大雪がもたらしてくれたオブジェ。
急速に溶けるあたりがいかにも都会の雪模様。




LEICA M9 Sonnetar f1.1/50mm

2014年2月9日日曜日

vase

45年ぶりの大雪は混乱と静寂をもたらした。
そんな日は少し早起きして、近所の骨董店のウィンドウを撮影。
凛とした空気感は、通常の天候では表現出来ないのだろう。
たまにはこんな日も良いものだと、美味しい珈琲を飲みながらおもう。



LEICA M9 SUMMILUX f1.4/35mm

2014年2月1日土曜日

bicycle

最近土曜日は中目黒や代官山へ散歩する事が多いです。結構良い運動になりますし、目黒川沿いの小路は気持ちよく、良いリフレッシュになります。また、ボクにとっての故郷を実感出来る街並みも多く残っていて、新しい東京と古き良き東京が混在している感じが好きですね。



LEICA M8.2 SUMMILUX f1.4/35mm

2014年1月25日土曜日

helmet

厳しい寒さが一段落した休日、久しぶりにライカを持ち出し撮影して来ました。
目黒ー中目黒ー代官山ー渋谷ー表参道ー渋谷、結構歩きました!!
最近お気に入りの75ミリをM8.2に装着しております。
このレンズディスコンした旧型で、現行型に比べ小型軽量なところが気に入ってます。
描写は少しコントラストが高いかな。




LEICA M8.2 Color-Heliar f2.5/75mm

2014年1月12日日曜日

building

モノクロ専用機に軽量なLマウントレンズが似合うと思います。
75ミリの中望遠レンズは開放から鋭い像を結び、都市空間の表現に最適でした。





LEICA M Monochrome Color-Heliar f2.5/75mm

2014年1月11日土曜日

gentleman

三連休の初日。都心の神社は大勢の初詣客で賑わっていました。
こんな日は冷えた身体を暖めるために、美味しい珈琲を頂くに限ります。




LEICA M9 Sonnetar f1.1/50mm

2014年1月3日金曜日

station

あけましておめでとうございます。
東京ステーションギャラリーで開催している植田正治さんの写真展を遅まきながら観てきました。昨日は東京都写真美術館の展示を観たので、双方を比較して観てきましたが、ストレートな展示をしている東京ステーションギャラリーが気に入りました。
植田さんの世界にドップリと浸かった2日間、とても貴重な時間でした。



LEICA M9 Sonnetar f1.1/50mm